過ちと本

担任と放課後懇談があった。
口が臭う、ていうか臭い。懇談中ずっと息を止めていた。
懇談後暇だったので廊下で椅子にのって遊んだ。その椅子は足にローラーがついていて、ころがるものだった。
そこで悪魔がささやいた。
「(廊下の)端から端まで行ってみようぜ。」
そしておもいきり助走をつけて椅子に飛び乗った。
いける、そう思った。
しかし現実はそんなに甘くなかった。
ちょうど4組の廊下のガラスに直☆撃。
中で懇談をしていた豊子姐さんににらまれそのまま逃亡。図書館に逃げ込む。
図書館で半分の月がのぼる空に出てきた宮沢賢治銀河鉄道の夜を借りる。
これでより深く読めるだろう、半分の月。
あ〜、明日学校に行きたくね〜。